Rauch ◆Aya/POgEgM / Novel 


Rauch(以下R)「百合って素晴らしいよね」
( ● ´ ー ` ● )(以下●)「じゃあいつものように妹萌えトークを繰り広げましょうか」
R「脳内で補完して下さい。それより百合です。」
●「あまり良い思い出がない」
R「( ● ´ ー ` ● )さん百合の経験がおありですか」
●「そりゃまあ女子校通ってたわけだし、そういうカップリングの1つや2つ」
R「なるほど。共学だった自分には分からない世界ですね」
●「共学という時点で百合は無いと思っている時点で負け組」
R「工エエェェ(;´Д`)ェェエエ工工」
●「年頃であれば環境に関わらず絶対にある」
R「それはアレですか、先生に憧れを抱くというのと同義ですか」
●「傾向と対策が全然違います」
R「まあ、妹に萌えるなんて分からない世界ですけどそれは何となく分かる」
●「基本的に熱かったのはやっぱり相撲部」
R「相撲ですか」
●「ちょっとぽっちゃり系の体格の彼はなかなかに人気者であった」
R「彼…?」
●「しかも眼鏡!」
R「先生、誰が薔薇の話題をしろといいました」
●「授業で先生に叱られたりしていると守ってやりたくなるね」
R「なるほどね」
●「肝心なのはやっぱりオーラですよオーラ」
R「こう、フェロモンがたぎっている訳ですか」
●「同性ながらにキュン! と来るものがあるわけですよ」
R「そういった経験が無いからこそ憧れてしまうんですかねえ」
●「そこで緊急動議発動」
R「はい」
●「どうせ文字だけのコミュニケーション」
R「まあ確かにそうですね」
●「ここらで一発、男同士の」
R「だから百合について語れと」
●「ユリーとLilyは語感が似ている」
R「そもそもユリーってなんですか」
●「百合は世界の共通言語」
R「その通りです」
●「マンガと同じくユリーとして世界各国で今最もホッテストなトピック!」
R「hottest」
●「百合の比較級、最上級はどんなんだろうか」
R「lilier、liliest?」
●「いや単語じゃなしにどんなシチュか」
R「より百合、最大の百合」
●「普通の『より百合』とはどの位百合百合しているのか」
R「百合が例えば『女の子同士の儚い恋愛』とすれば」
●「儚いのか」
R「結局は儚く散る、ってそれじゃ困るんだよ」
●「どうしろと…」
R「もっとこう、ナウでヤングでジェノサイドなシチュエーションを」
●「ナウ→ヨン様 ヤング→ポケモン ジェノサイド→すげすげヴォー」
R「韓国ドラマにハマったふたりがポケモンを求めて蠍火をクリア、と」
●「韓国ドラマってあれ、そうそう親が観てた時にちらと観てびっくりしたの」
R「ほうほう」
●「『お兄ちゃん!』『お兄ちゃんん!』foooooooooooooooooooooooo!」
R「百合は無かったのか」
●「無いね。かの国はよく分かっておられる」
R「そこまで妹を前面に押し出すのはどうかと」
●「いいのいいの。血が繋がっているかとかどうでもいいんです」
R「そんなに妹が好きなら妹と結婚すればいいじゃない! お兄ちゃんの馬鹿!」
●「それはひょっとしてプロポーズで言っているのか」
R「あれ、いつから自分はあなたの妹になったんですか」
●「さあさあ、妹はもう始まっている!」
R「ということで今回は百合小説ですよ」